こんにちは。ヤマトヤ浜松店のWです。
先日お客様から、『 ラウンドブリリアントカットって、どんなダイヤモンドなんですか? 』というご質問をいただきました。
そこで本日は、ダイヤモンドの代表的なカットの一つである『 ラウンドブリリアントカット 』についてご紹介させていただこうと思います。
ラウンドブリリアントカットとは?
ダイヤモンドのカッティングの形一つです。
正面から見ると丸くて、サイドから見ると三角を逆さまにした上に台形を乗せたような形をしています💎
『 ダイヤモンドってどんな形? 』と聞かれれば、多くの方が『 あ~、アレね。』とすぐに思い浮かぶ形ではないでしょうか。
ダイヤモンドも原石のままでは眩い輝きを発揮することができません。あの輝きは人の手で研磨しているからこそのものなんですね!
現代に至っても、ダイヤモンドの輝きのポテンシャルを最大限にに引き出すことのできるカット方法がラウンドブリリアントカットだとされています。
ラウンドブリリアントカットの歴史
ラウンドブリリアントカットはダイヤモンド特有の光の屈折率を生かして、外部から取り込んだ光を内部で効率よく拡散させて強い輝きを放つことができます。
ブリリアントカットの原型のカット方法は17世紀に考案されました。光学的な計算から導き出されたこのカット方法は、それまでのダイヤモンドのカット方法から一歩進んだ革新的なものでした。
研磨技術の向上や、更なるダイヤモンドの輝きの探求からそのカット方法は少しずつ変化して、現在のラウンドブリリアントカットが誕生したのは20世紀だと言われています。
58面(または57面)のカット面を有するものが一般的なラウンドブリリアントカットですが、現代では100面以上のカットを施したタイプのラウンドブリリアントカットも登場しています。
カットの評価基準が定められている唯一の形『 ラウンドブリリアントカット 』
ラウンドブリリアントカットは、カットの評価基準が定められている唯一の形です。そのカット面にはそれぞれに定められた角度や対称性があります。
簡単に言えば、それらが基準値に近ければ近いほどダイヤモンドは美しく輝きますが、基準値から遠ざかれば遠ざかるほどに輝きは損なわれます。
ダイヤモンドの鑑定書のカット(Cut)の項目でカットグレードは確認することができます。
しかしながら、評価基準が定められているラウンドブリリアントカットはあくまでも58面体(または57面体)のものなので、100面以上を有するラウンドブリリアントカットは評価の対象外となります。
婚約指輪の下見を始めると目にしたり耳にする機会がある『 ラウンドブリリアントカット 』について少しご紹介させていただきました。
遠い昔には、揺らめくろうそくの灯りに映えるクラシックなカットのダイヤモンドが好まれた時代もあったそうですが。。その時代のダイヤモンドは今よりもっとカット面が少なく、一面一面の面積の広い優しい輝きだったようです。
夜も明るい現代に合う輝きを放つラウンドブリリアントカットのダイヤモンドは。。白熱灯や日光の下でも、ろうそくの灯りの中でもバランスの良い輝きを放つことのできるダイヤモンドに進化しております!
ラウンドブリリアントカット・ダイヤモンドの美しさを、皆様も是非店頭でご確認下さいね😌
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