“結婚の約束の証”として男性から女性に贈られる婚約指輪。
「希少さ」「安定性の高さ」「美しい輝き」「石言葉」からダイヤモンドをあしらった婚約指輪が最も多く選ばれています。中央に留められたダイヤモンドの大きさや品質によって婚約指輪の価格は大きく異なるもの。
そこで本日は、ダイヤモンドの価値を決める4C（ヨンシ―）についてご説明します。
「 4C 」とは？
・ 重さの単位である「Carat（カラット）」
・ 色の品質を示す「Color（カラー）」
・ 透明度を表す「Clarity（クラリティ）」
・ 輝きを示す「Cut（カット）」 のこと
4Cを考案したのは、世界中のジュエラーから信用を得ている鑑定機関 GIA（米国宝石学会）です。4Cは、ダイヤモンドの価値を評価する基準 として世界的に認識されているもの。その結果によって、ダイヤモンドの価格が決まります。
Carat（カラット）= 宝石の重さを表す単位
1カラットは0.2グラムで「 1ct 」と表記します。カラット数の大きいダイヤモンドはサイズも大きく、希少性が高いのでその分価値も上がります。
先輩カップルに取ったアンケートでは、0.2～0.3ctが 32.3％と最も多く、次に選ばれているのが 0.3～0.4ct（24.8％）という結果に。つまり、0.2～0.4カラットが主流のようです。
Color（カラー）＝ 色味のこと
最も無色に近いものを「D」としてアルファベット順に23段階で表記されます。無色に近いほど希少価値が高く、黄色や茶色味が強いほど価値は低くなります。
この評価は、プロの宝石鑑定士が厳密に調節された照明のもとで観察して、ようやく決まるもの。隣り合う評価であれば、実際に見ても違いが分かりにくいかもしれません。婚約指輪には、高品質の無色が好まれ、D～Gを中心に選ばれます。
Clarity（クラリティ）＝ 透明度のこと
ダイヤモンド内部の含有物（インクルージョン）と表面についた傷など外部の特徴（ブレミッシュ）を総合して評価。表面・内面共に特徴がないものほど希少価値が高く、美しく輝きます。
婚約指輪には、「 VS・VVS 」が最も選ばれているよう。IF・FLは、特に希少性が高く、ほとんど市場には出回っていないため、小さくてもかなり高額になります。
Cut（カット）＝ ダイヤモンドの輝きのこと
ダイヤモンドに光をあてたときの反射や屈折率を考慮して生まれた「ラウンドブリリアントカット58面体」は、ダイヤモンドの輝きを最高に引き出す理想の形と言われています。
プロポーション（全体的な形のバランス）が理想的であった場合、ダイヤモンド上部から入った光は内部で反射し、そのまま上部へ返すためキラキラとした美しい輝きを放ちます。
Cut（カット）は、そのダイヤモンドの形のバランスを指す「プロポーション」を中心に、どれだけ綺麗に磨かれているかを指す「ポリッシュ」、対称的にカットされているかを指す「シンメトリー」の3つを総合的に判断し、5段階で評価します。
また、カットの総合評価だけでなく、ポリッシュ、シンメトリーの個別の評価もエクセレントのものは、「トリプルエクセレント」と呼ばれ、ダイヤモンドを最も輝かせるカットとして知られています。
≪ カット ≫は、美しく輝くダイヤモンドを選ぶうえで一番大切な要素であり、婚約指輪には、エクセレントの評価を得たダイヤモンドが最も選ばれているようです。
カラット 0.2～0.4ct
カラー D～G
クラリティ VVS，VS
カット Excellent
カラットはあくまで平均値であって、平均より小さいから悪いと言ったことはありません。最もこだわったほうがいいのはカット。カット評価が低いものは他の条件が良くても輝かないダイヤモンドになってしまうので、最高ランクのExcellentがおすすめです。
一生ものの婚約指輪には、しっかりと実物を見たうえで満足できるようなダイヤモンドを選ぶことが大切です。ぜひヤマトヤ沼津店にお立ち寄りいただき、ダイヤモンドを見比べてみてください（●＾o＾●）♪
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