後悔しない結婚指輪を選ぶためには「 断面の形状 」も大切なポイント。
指輪を切ったときの断面の形状によって見た目の印象だけでなく、着け心地も異なります。
指輪の形状は「 平打ち 」「 甲丸 」「 平甲丸 」の代表的な3つに、「 剣腕 」「 シノギ 」を加えた5種類が一般的。
本日は、その代表的な3つの形状について詳しくご説明します。
甲丸
断面が半円型の丸みを帯びたデザインで、その形状から「かまぼこ型」と呼ばれることも。
結婚指輪の定番で、指あたりもよくやわらかい印象が魅力的です。比較的 どのような手にも合いやすく、優しいイメージを持たれたい人におすすめ。リング幅は細くすっきりとしていますが厚みがしっかりあり、安心感を感じられます。
甲丸を選ぶ時のポイント
根元がふっくらしている指の場合、指輪の内側の形状にもよりますがムチッとして見えることも。必ず試着して指の見え方をしっかりと確認しましょう。
平打ち
表面がフラットで平らな断面のもの。シャープな見た目で、着けてみると存在感がありながらスッキリとした印象を与えてくれます。
幅が広くなると彫りなどのデザインが映え、ファッション性が高くなることでオシャレな印象に。ゴツゴツした男性の大きな手にもよく合い、スタイリッシュに身に着けたい方にもおすすめです。
平打ちを選ぶ時のポイント
丸みを帯びた表面に比べ、平打ちは仕上げのごまかしがききません。厚みや幅が均一で、表面が滑らかな指輪を選ぶようにしましょう。
また、指輪の厚さや手の形などによって、表面の角が中指や小指に当たるのが気になることも。着け心地も大きく変わるため、指になじむかどうか確認することが大切です。
平甲丸
甲丸と平打ちの中間のような形状で、指輪の表面がゆるやかな曲面になっているもの。
甲丸と平打ちの良さを合わせた平甲丸は、指あたりもよく、柔らかな印象がありながらもほどよい存在感も感じられます。また、どのような手にも合い、他の断面に比べてなじみやすく着けやすさもあります。
平甲丸を選ぶ時のポイント
ほどよい存在感がありますが厚みがすっきりしているものも多いため、薄すぎず強度のある指輪を選ぶようにしましょう。
内側の形状も確認しよう
結婚指輪は外側だけでなく内側の形状もしっかりチェックしましょう。内側の形状によって着け心地が大きく異なります。
内側の形状は、角を少し磨いて丸くして、指なじみを良くしている内甲丸仕上げを施したものがおすすめ。指に触れる金属の内側に丸みがあると指になじみやすく、むくみなどによる指輪の食い込みを軽減する効果もあります。
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