今回のテーマは、「婚約指輪・結婚指輪のお手入れ」について。指輪選びのときにはあまり気にしていない方も多いと思いますが、購入後にふと「どうすればいいんだろう?」と気になる疑問のうちのひとつです。ご自宅でできるクリーニングや、購入したお店に持って行った方がいいケースなど、詳しく解説していきます♪
普段気を付けて使っていても、汗や化粧品、ハンドクリームなどが付着して汚れてしまったり、ふとした時に物に当たってキズがつき、輝きが鈍くなってきてしまいます。また、汚れを放置しておくと肌が荒れてしまうことも。なんだか輝きが鈍くなってきたなと思ったら、まずはクリーニングをしてあげましょう。
婚約指輪や結婚指輪は、基本的には乾いた柔らかい布や眼鏡拭きなどで優しくから拭きする程度で十分綺麗になりますが、頑固な汚れやダイヤモンドが留めてあるデザインは、これからご紹介する「自宅でできる簡単なクリーニング方法」をお試しください(`・ω・´)ゞ
▲ 今回は私・スタッフTチダの私物の結婚指輪を使ってクリーニングしていきます。
【画像左】 上の指輪が新品、下の指輪が私物です。私は、お風呂であっても家事をしていても結婚指輪を外すことがないので、キズが付いて艶消しのようになっているのがわかります。
【画像右】後ろの指輪が新品、前の指輪が私物です。 側面を見てみると、ダイヤモンドを留めている爪の部分やダイヤモンドの周り、側面の凸凹にも汚れが溜まって輝きが鈍くなっています。
▲ 用意するのはこちら。
【画像左】 歯ブラシ・中性洗剤・ツヤ出しクロス。
【画像右】もし艶を出して綺麗にされたいようであれば、「 ツヤ出しクロス (ヤマトヤでは500円で販売中)」 で艶が出て全体的に明るくなるまで金属の部分をこすります。 ツヤ出しクロスはすぐ黒く汚れていきますが、これは指輪が研磨剤で微細に磨かれている証拠であり、黒くなった所は一回で終わりでなく数回はくり返し使う事ができます。
◆メーカーの規定により、メーカー以外での加工を一切認めていないもの(保証書をご参照ください)
◆艶消しの表面仕上げが施されているもの(マット・ヘアライン他)
◆メッキが施されているもの(ホワイトゴールド・シルバーなど)
▲ その後、コップにぬるめのお湯と中性洗剤を適量入れ、指輪を浸けます。そして、子ども用歯ブラシなど柔らかいブラシで軽くブラッシング。刻印の中はとくに汚れが堆積しやすく、この汚れが皮膚のかぶれの原因になることがありますので、こまめに洗いましょう。汚れが取れたら、真水で洗い流し やわらかい布などで水気をふき取ると本来の輝きが戻ります。
▲ クリーニング後の指輪です。
【画像左】キズは多少残りますが、艶が出て輝きが増しています。
【画像右】 あんなに汚れていた側面やダイヤモンドの汚れも落ちて、とっても綺麗になりました(*๓´╰╯`๓)♡ ぜひご自宅でやってみてくださいね♪
なお、ヤマトヤ店頭でのクリーニングも承ります!店頭では超音波洗浄機や洗浄液を使用したクリーニングで、より細部の汚れも落とすことができます。ヤマトヤにてご購入したお品物はいつでもサービスでさせていただきますので、遠慮なくお申し付けください\(^o^)/
また、他のショップでご購入したジュエリーの相談も承っておりますので、お気軽にお越しいただけたら嬉しいです!
クリーニングのみではなく、加工・修理(表面の磨きや変形直し、サイズ直しなど)の場合、購入した店舗(または購入ブランドの取扱店)にてご相談されることをおすすめします。購入店以外で依頼をした場合、他社でどのような加工がなされたか分からないという理由から、その後のメーカー・ブランドの窓口でのメンテナンスが受けられなくなることがあります。