ヤマトヤブライダル

ヤマトヤブライダル

デザインや素材、ボリュームなどに加えて、指輪の印象を大きく変える要素のひとつに「表面仕上げ」があります。指輪の表面仕上げには、大きく分けて 「つやあり」 と 「つや消し」 があります。どっちがいいの?どっちが傷が目立たない?など、疑問に思うことも多いのではないでしょうか。今回はその指輪の表面仕上げについての説明やそれぞれのメリット・デメリットだけでなく、素朴な疑問まで詳しくお答えしていきます!指輪選びの際の参考にしていただけたら幸いです。

「つやあり」とは?

金属部分を鏡のように磨き上げて、光沢をもたせる仕上げのことです。「鏡面仕上げ」「グロス仕上げ」「光沢仕上げ」「ミラー仕上げ」などとも呼ばれ、鏡のようにものが映り込むほどキラキラに仕上げられた表面は、上質感や高級感を演出します。光沢があることで手元を明るく見せてくれるため、特に女性に圧倒的な人気があります。定番の仕上げでもあるので、「結婚指輪らしさ」を求めるお二人におすすめです。
MERITつやありのメリット

✓素材そのものの美しい輝きを楽しめる
金属本来の色や輝きが引き立つ「つやあり」は、その素材ならではの自然の姿だけでなく、光の反射による美しさまでも楽しむことができます。また、輝きがあることで手元が明るくなり、指輪の存在感が高まります。キラキラと輝きを放つ結婚指輪が目に入るたびに、夫婦の絆を再確認することができるでしょう。

✓ダイヤモンドとの相性も◎
婚約指輪だけでなく、結婚指輪もダイヤモンドがあしらわれたデザインのものが多く選ばれています。ダイヤモンドの輝きと光沢のある仕上げは、相性が抜群!それぞれが放つ美しい輝きとツヤが高級感をグンと高めてくれます。

✓お手入れがしやすい
日常的なお手入れがしやすいこともメリットの一つ。軽く磨くだけで汚れを落とすことができます。ただし、表面に傷がついた指輪を綺麗にする場合は、磨き直しをする必要があります。購入したお店に相談しましょう。


【NIWAKA】「花麗」(はなうらら) つやありの仕上げ+ダイヤモンドが留められた結婚指輪。華やかなデザインにはつやあり仕上げとの相性が◎。

【ディズニーシンデレラ】「ユーアー・マイプリンセス」ダイヤ無しのモデルはつや消し・つやありの仕上げを選ぶことができます。
DEMERITつやありのデメリット

✓小さいキズが気になりやすい
デメリットはあまりないのですが、小さいキズがつくと、そこが気になりやすいことが挙げられます。キズのつきやすさはどのような表面仕上げでも変わりませんが、光沢のある仕上げのほうがつや消しの仕上げよりも「キズが目立って見える」と感じる方が多いです。キレイな状態に直したい場合は、メンテナンス(磨き直し)が必要になります。
ただ、「指輪のキズは、結婚してからこれまで重ねてきた年月の証だよ!」という考えで、小さいキズは気にせず指輪を使い込んでいる先輩カップルも多くいらっしゃいます。長い間指輪を着けていると、キズがつくのは避けられないものですが、考え方によってはキズがあまり気にならなくなるかも。深いキズや変形など、指輪の耐久性に影響がある症状出ない限りは、身に着ける方の考え方次第とも言えますね。


【ルシエ】「ブランシュ」薔薇の梢(こずえ)をイメージ。つやありの表面ですが、枝の質感の味わいを表面のテクスチャーで表現し、独特な仕上がりに。

【ロゼット】「DEWDROP ~しずく~」アンティーク調のクラシカルなデザイン。使い込んだ風合いも楽しめそう。

「つや消し」とは?

指輪の表面に小さな傷をつけて光沢を減らす加工であり、つやありに比べると落ち着いた印象になります。つや消し加工には、ブランドによっても言い方や定義が異なりますが、「ヘアライン」や「マット」と呼ばれるものが一般的。より落ち着きのある立体的な雰囲気になり、「あまり光っているのは抵抗がある・・・」と、感じる男性様によく選ばれています。


「ヘアライン」は、指輪の表面に一定方向に髪の毛のような細いライン状の溝を刻んでいく加工。柔らかい輝きを放ち、上品な印象とシャープな印象の両方を楽しめます。

「マット(ホーニング・梨地・サンドブラスト)」は、ヘアライン仕上げよりもっと細かい凹凸を刻んで、ほとんど光を反射しないようにする加工。凹凸とはいえ非常に細かく刻んでいるため、表面は違和感のないさらさらとした感触で自然に着用できます。

他にも・・・


「ダイヤモンドポイント」微粒のダイヤモンドで表面を研磨する加工方法。マット加工のものに比べると目が粗くなるため、少しザラザラとした手触りが特徴です。

「スターダスト」特殊な工具を使用して表面を細かくカット彫りする加工。ダイヤモンドの輝きとは異なり、星屑のようにキラキラと豪華な輝きになります。

・・・など、さまざまな種類があります。

MERITつや消しのメリット

✓傷が目立ちにくい
つや消し加工の指輪は、表面を削るなどの加工を行うため、つやありとに比べると傷が目立ちにくいのがメリット。ただ、マット加工のような全面的にツヤをなくした表面仕上げだと、傷の部分がキラキラして見えて目立つと感じる人もいるようです。傷が気になるのが心配という方には、傷が目立ちにくい「ヘアライン」加工を施した指輪がおすすめです。

✓指なじみが良い
落ち着いた印象のつや消しは、派手なアクセサリーが苦手な方や、毎日職場に着けていきたい方にもおすすめです。更に、指なじみがよく、普段指輪やジュエリーをあまり身に着けない男性でも日常的に着けやすくなります。クールでスタイリッシュな面もあるので、仕事中はもちろん普段の服装にも合わせやすいでしょう。

✓デザインがオシャレ
つや消しの結婚指輪はモダンな印象になったりアンティーク風にできたり、ファッション性をより高められるのがメリットです。彫刻などのデザインとも相性抜群。彫りを模様部分の輝きが目立ちやすく、立体感が出て華やかな印象になります。ワンランク上のおしゃれな指輪を選びたい人におすすめです。


【サムシングブルー アイテール】「フェザー」ヘアライン仕上げとつやあり仕上げの組み合わせ。リング全体のひねりから生み出されるコントラストのある表情が、上品ながら個性を感じさせる華やかなデザイン。

【カフェリング】「リュミエール」ストレートなラインに峰を一周入れることで、果てしなく続く二人の人生を表現。表面仕上げ、ダイヤモンドのカラー、材質も選べます。
DEMERITつや消しのデメリット

✓定期的なメンテナンスが必要
つや消しの指輪は使用するにつれて表面が自然に磨かれて、少しずつツヤがでてきます。つやありだと専用の布で磨くといった簡単なお手入れができますが、つや消し加工の場合、せっかくのマット感が光ってしまうのでメンテナンス面でのデメリットも。個人でツヤ消しを行うのは難しいため、長年つや消しの魅力を楽しみたいのであれば、再度つや消し加工を施し直す作業を定期的に行う必要があります。つや消しをできるだけ維持したい人は、表面に凹凸があり、へこんでいる部分だけがつや消しになったデザインなどを選んでみてはいかがでしょうか。


【NIWAKA】「八重霞」日本の絵画で、時間や場所の移り変わりを表現する文様の「霞」がモチーフ。つやのある部分とマット仕上げが美しく共存し、完成度の高さが感じられます。

【ラパージュ】「リヴィエール」フランス語で「川」を意味するデザイン名には「無理なく流れるままに、自然体に」という思いが込められています。ダイヤ無しモデルにはつや消しのセンターラインが入り、お揃い感もしっかり。

Q.「つやありとつや消し、どちらが選ばれていますか?」
A.
一般的に結婚指輪らしさを求めるカップルが多く、つやありの方が多く選ばれています。

Q.「並んでいる指輪全て、つや消しはできますか? また、料金は変わりますか?」
A.
デザインにより一部出来ないものもありあります。また、基本的につや消し加工を施すことで料金の変動はありません。つや消し加工ができるにしても、ヘアラインのみ・マットのみ・両方可能などの指定がありますので、どの加工ができるのかは店員に確認しましょう。

Q.「購入後、つや消し加工を施すのにどのくらいの期間・料金がかかりますか?」
A.
仕上げ直し(新品仕上げ)という修理で約2週間から1ヵ月ほど指輪をお預かりします。ヤマトヤオリジナルのブライダル製品には、5年間以内の初回の仕上げ直しは無料で行っており、5年以降・2回目以降だと3,000円前後かかります。ジュエリーブランドの指輪をご購入いただいた場合は、各ブランドが提供するアフターサービス通りに対応しており、保証期間内であれば無料で対応いたします。
保証期間を超える or 2回目以降の仕上げ直しになりますと、大体3,300円から7,000円ほどかかります。(例えばNIWAKAの指輪は、2年間有効のアフターサービスがつきます)詳しい内容はお気軽にお問い合わせください。

Q.「購入後に表面仕上げを変更することは可能ですか?」
A.
可能です。商品を預ける際にお申し付けください。

Q.「指輪を磨いてもらえますか?」
A.
ヤマトヤにて購入いただいた指輪に関しての店頭クリーニングや磨きはいつでも無料で行っております。(所要時間:10分から30分程度)ただし、指輪の素材やデザイン または状態によって、クリーニング方法を変えることもあります。お気軽にお尋ねください。
他店で購入された指輪もできる限り対応させていただきます。(有料)ただし、指輪の素材やデザイン または状態によってお受けできないこともあります。

Q.「何回も仕上げ直し(新品仕上げ)をしてもらえますか」
A.
指輪の状態によってできないこともあります。仕上げ直し(新品仕上げ)の仕組みとしては、指輪の表面を研磨して小傷を落としてツヤを出します。仕上げ直しを頻繁に行うと、磨いた部分が薄くなり、強度が損なわれてしまうこともあるのでお気を付けください。

結婚指輪は日常的に身につけるもの。日常的に身につけていると、キズがついたり摩耗したりして、指輪の風合いも変わっていきます。ふたりが一緒に過ごしてきた時間とともに、指輪にも色々な特徴が刻み込まれ、他のどれとも違うふたりだけの結婚指輪になっていきます。購入する際にはそのときの好みで選び、そのあとは必要に応じてメンテナンスを検討しながら、自然な使用感を楽しむという気持ちでいると良いかもしれませんね★

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